Zfuro は、プランニングと制作の両方を 1 つの SaaS で完結できるシステムです。プランニングボードで計画を立てたら、そのまま同じプラットフォーム上で実作業を進められます。翻訳、クリーニング、写植、チェックまで、各ページが納品可能な状態になるまでを一貫して管理します。この記事では、1 ページがその道のりをどのように進むかを見ていきます。
5 つの工程
制作パイプラインには、稼働中の工程が 5 つあります。
- 翻訳:原文スクリプトを対象言語に訳します。
- 校正:その翻訳を、正確さとトーンの面から確認します。
- 編集:クリーニングと写植を担い、仕上げたテキストをページに配置します。
- 品質チェック:ページの読みやすさと見た目を確認します。
- 納品前チェック:スタジオから出す前の最終確認です。
すべてのプロジェクトに 5 工程すべてが必要なわけではありません。プロジェクトごとにどの工程を使うかを設定でき、プロジェクト単位で上書きできるため、軽量な案件と本格的なスタジオ工程を並行して運用できます。
進捗はページ単位・工程単位で管理
Zfuro は、チャプターごとに 1 枚のカードを置くのではなく、ページ単位で進捗を追跡します。各ページは工程ごとに独立したタスクを持ち、現在の工程と完了の区切りが明確です。そのため、チャプター全体のステータスから推測するのではなく、どのチャプターがどの状態にあるか、どのページがまだ動いているか、どこにボトルネックが生じつつあるかを正確に把握できます。
役割ごとの受け渡し
ページは受け渡しによってパイプラインを進みます。担当者が自分の工程を終えると、ページは次の工程・次の役割へと移ります。この受け渡しは一方通行の行き止まりではありません。レビュー担当者は、手直しが必要なページを前の工程へ差し戻すことができ、担当者は次へ進む前に自分のページを引き戻して修正できます。
誰が、いつ編集できるか
工程をまたいだ書き込み権限は、プロジェクトごとに選べるモードで制御します。
- 厳格(Strict):受け渡しが済んだ工程を凍結し、完了したページを安定した状態に保ちます。
- 柔軟(Flex):現在の工程のすぐ前の工程が、引き続き編集できます。
- 開放(Open):それより前のどの工程からでも編集できます。
チームがどれだけ前の作業に手を戻す必要があるかに合わせて、モードを選んでください。
ページ単位のエディター
エディターは、フル機能のブラウザー内キャンバスです。翻訳の吹き出しやマーカーがページの上に重なり、原文と訳文を左右に並べて確認でき、作業しながら自由にズームやパンができます。対象となるページはブラウザー上でそのまま編集します。Photoshop や InDesign を中心に作業するスタジオ向けには、専用スクリプトを通じて写植を進めることもできるため、レターの担当者が使い慣れたツールで仕上げ作業を行えます。
最初のたたき台としての OCR
翻訳者の初回作業を速めるため、各ページからテキストが自動的に抽出され、吹き出しごとにまとめられます。これはあくまで出発点であり、最終判断ではありません。各行の最終的な品質は、常に人が主導します。
チームの足並みをそろえる
ルームとダイレクトメッセージを備えた組み込みのプロジェクトチャットが、チームをリアルタイムで連携させます。チャットは各メンバーが参加しているプロジェクトごとにスコープが分かれているため、会話は関係する人だけに保たれます。